■騎士道精神が本能レベルで刷り込まれている少年
中世から続く騎士団「現世騎士団（ナイツ・オブ・ザ・ワールド）」の元メンバー。
幼い頃から「女性への無償の愛」を徹底的に叩きこまれており、結果いついかなる時でも困っている女性を助けた上にその女性に忠誠を誓う「騎士道体質」の持ち主となってしまう。
女性が危機に陥るのを見ると無意識のうちに仮面を装着し、伸縮自在の大きなランスを武器にして戦う。
そんな彼がやむを得ず騎士として人前に出る際は、仮面をつけることで正体がバレないようにしていた。
この姿は真緒や周囲から「ナイト・ランサー」と呼ばれることになる。
巷では「仮面をつけた謎の騎士・ナイトランサー」という名前で注目をあびてしまい、あらたなトラブルを巻き起こす原因にもなってしまう。
■大財閥・鬼堂院家の当主の娘
6歳の幼女で大財閥の令嬢。
母は既に亡くし、父は決して娘の前に姿を現さない。
葉太郎たちと出会う前は広大な屋敷のみを与えられ、孤独の生活を強いられていた。
そんな過酷すぎる環境の中、真緒は正義のために戦うヒーローの強さに感銘を受け、自分も常に強くありたいと思っている。
騎士団の本拠地である島を抜け、街を彷徨っていた葉太郎とひょんな事から知り合い、彼と同じ高校に通うようになる。
さらに葉太郎扮する仮面の騎士・ナイトランサーを本物のヒーローだと確信して心惹かれているだが、その正体が葉太郎だということを真緒は知らない。
■長い黒髪を地味にまとめたメイド
葉太郎の教育係として幼い頃から騎士の訓練や学問の指導を行い、彼に騎士道体質を身に着けさせた張本人。
アリス・白姫とともに葉太郎を追い、真緒の屋敷に住み込むことになる。
普段は地味なメイド姿で、常に鞭を手にしている。
冷酷、かつ目付きが鋭いのが特徴で、彼は彼女に頭が上がらない。
■葉太郎に仕える従騎士（エスクワイア）
葉太郎に寄り添う金髪碧眼の従騎士（エスクワイア）。
金髪碧眼の美少女でスタイルも年齢にしてはかなりグラマー。
明るくまっすぐで、ひたむきな性格。
葉太郎のことをひとりの騎士として尊敬し慕っている。
■葉太郎のクラスメイト
世話を焼くのが好きだが、少々お堅い性格。
真面目で世話焼きで、ちょっとお固い性格。
自分の手にキスをしたナイトランサーのことを「変態」と嫌っている。
■鬼堂院家のメイド
堂院家に仕える眼鏡のメイド。
同年代や年上にはおどおどした態度を取るが、年下に対しては「お姉ちゃん体質」が発動して尊大な性格になり意気揚々と振る舞う。
なお羽花を含めた同家のメイドたちは主人（真緒の父）の命令で住み込みでの勤務を許されず、勤務時間が終わると帰宅する。
■無口な美少女
秘密結社「幇（バン）」がナイト・ランサー暗殺を計るべく送り込んだ暗殺者。
た目は茫洋としている無口な美少女だが、精神年齢はかなり幼く、些細な事で傷ついたり、怒りで暴走することも。
■葉太郎が駆る白馬
幼い時からずっと葉太郎に世話をされ、まるで本当の兄妹のように懐いている。
アリスとの会話では白いワンピースを身に着けた少女の姿に変わることもある。
■過去視の魔女
いつもニコニコふわふわしている少女。
なぜか葉太郎が騎士であることを知っているようだが・・・。
■「現世騎士団」に所属する騎士
誰にでも気さくに接し、男っぽくてさっぱりした性格。
■「幇」に育てられた少年
ナイト・ランサーに恨みを持つ。
秘密結社“幇”の戦闘要員として育てられていた少年。
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